無駄だらけの医療保険、その保険本当に必要ですか?

なんでもかんでも保険に入ればいいとは限りません。無駄に手厚い保障を付けたり、保険契約の見直し、公的保障と重複している不要な保障を減らすといった金銭的リスクの負担減も大事ですよ。

医療保険

各保険会社のシュミレーション比較

各社の加入年齢による保険料などをまとめましたが……、
更新型や年を取ってからの保険料が酷いですね。

30歳前に終身保険に入らないと保険料が肥大化してしまう。
また、更新型の保険が酷い……

20代のうちに保険に入っても終身型か更新型の違いで、
同じ保障でも保険料に倍以上の差が出ていました。

がん保険等の比較

比較対象は以下の4社です。
終身型・入院給付10,000円を基本とし、特約をつけた場合の保険料比較。

1.アフラックのがん保険
 入院・通院給付金 日額10,000円 + 先進医療特約 + 抗がん剤治療費 + 各種給付金

2.オリックス生命保険のがん保険
 入院給付金 日額10,000円 + 通院給付特約 + 先進医療特約 + 各種給付金 + 年払い

3.東京海上日動のがん保険
 入院・通院給付金 日額10,000円 + 先進医療特約 + 抗がん剤治療費 + 各種給付金
 主契約は終身だが、先進医療特約 と 抗がん剤治療費は10年更新の90歳まで

4.ライフネット生命保険の終身医療保険
 入院給付日額10,000円 + 先進医療特約 + 各種給付金 + 広範囲カバー型

終身保険の保険料
アフラック保険料月額終身型定額保険料月額終身型
加入年齢終身定額76歳時点60歳払済払込終了
202,1291,456,2362,9691,460,748
252,4691,540,6563,6391,572,048
302,9491,663,2364,4391,651,308
353,5491,788,6965,6191,753,128
404,3891,948,7167,4391,874,628
455,5292,123,13610,5892,033,088
507,0692,290,35616,5392,183,148
559,0892,399,496--
6011,6792,382,516--
6514,3292,063,376--
7016,9591,424,556--
7519,039456,936--
オリックス保険料年額終身型定額保険料年額終身型
加入年齢終身定額76歳時点60歳払済払込終了
2025,9031,476,47132,7111,341,151
2529,9331,556,51639,4271,419,372
3034,9831,644,20148,9261,516,706
3541,6531,749,42662,6001,627,600
4050,2831,860,47183,4611,752,681
4561,2131,958,816118,4781,895,648
5075,0032,025,081186,9262,056,186
5591,8032,019,666385,8762,315,256
60111,8131,900,821--
65134,4631,613,556--
70156,6631,096,641--
75174,253348,506--
東海日動保険料月額終身型定額保険料月額更新型更新型累計保険料
加入年齢終身定額76歳時点10年更新型10年間更新型76歳時点
202,5911,772,244---
252,9671,851,4081,526183,1204,345,700
303,4981,972,8721,724206,8804,311,600
354,2542,144,0162,054246,4804,162,580
405,2392,326,1162,552306,2404,104,720
456,5922,531,3283,604432,4803,916,100
508,4942,752,0565,337640,4403,798,480
5510,9242,883,9367,654918,4803,483,620
6014,2972,916,58811,2111,345,3203,158,040
6518,9842,733,69616,3921,967,0402,565,140
7025,1432,112,01222,6592,719,0801,812,720
7532,292775,00829,9053,588,600598,100
ライフネット保険料月額終身型定額保険料月額終身型
加入年齢終身定額76歳時点60歳払済払済まで
203,7002,530,8005,5102,710,920
254,3512,715,0246,8202,946,240
305,1552,907,4208,6083,202,176
356,1433,096,07211,1483,478,176
407,3433,260,29214,9463,766,392
458,7793,371,13621,1744,065,408
5010,4783,394,87233,3464,401,672
5512,4763,293,664--
6014,8513,029,604--
6517,5942,533,536--
7020,6801,737,120--
75----
※平成27年2月、各社のシュミレーションを使用  終身保険、限度日数などがありますが一生涯の保障です。  60歳払済、保険料の払い込みを60歳までで終わらせる事です。  終身払い、年齢に関係なく保険に加入している限り保険料を払い込み続けます。保険料は定額です。  更新型、一定期間で保険の期限があり更新となります。更新時には年齢によって保険料が変わります。      更新型は若いうちの保険料は安いですが、高年齢になると保険料が跳ね上がります。

保険契約の時期

保険に入るなら早い方がいい。
子供が生まれてからなどでは、保険料が割高になってしまう。

早いうちに支払った保険料の運用益や保険会社の取り分(付加保険料)が年数によって薄められる。
こういった点があるため年を取るほど条件が不利になる。

また、若いうちに入っておくと、
若いうちから保障を受けられる上に最終的な負担も少ないという……(更新型を除く)

今回のシュミレーションでは、オリックス生命保険のみ年払い。
他の保険会社は月払いのものになっている。
一時払いや全期前納が出来るならさらに割安な値段で同じ保障を受けらます。

保険契約を結ぶなら、更新型、月払い、終身払いを避け、
条件緩和型 や 高年齢 に該当しないうちに入りましょう。

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保険契約について
散財のすすめ : 私が購入した商品など……

私自身としては、30代後半を過ぎるようでしたら県民共済、
民間の保険ではアフラックのがん保険+先進医療特約などは考慮してもいいと思います。
生命保険の特約付きは、死亡保障等が必要な時以外は不要。

通常の医療保険は公的保障と被る部分が多いため、あまりおススメできません。

保障内容はなるべく必要最小限にとどめましょう。
保険は生命保険、個人年金、がん保険、医療保険、所得補償保険といったもののほかにも
自動車保険、火災保険、損害保険、旅行保険、ゴルファー保険、地震保険、運送保険、盗難保険、
健康保険、介護保険、後期高齢者医療保険、年金、雇用保険、労働保険、自賠責保険など多岐に渡ります。

あれもこれも必要だとなったら、お金がいくらあっても足りません。
良くいわれますが、保険料に殺されると言う状態になってしまいます。

かといって、どれも小額となると支払保険料に対する付加保険料(保険会社の取り分など)の割合が増加、
非常にコストパフォーマンスの悪い契約になってしまう。
そのため保険の選び方としては、保障内容の選択と集中が必要です。
公的保障がメイン
あくまでも民間の保険は公的保障に添えるだけ、
公的保障に勝る保険制度など、どこの保険会社に行っても存在しないのですから……
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